「業務原価も考えて・・・」
サロン経営「業務原価も考えて・・・」
トリートメントに使用するコスメです。
整体はノンコストですが、オイル等を使用する場合はかかりますよね。特にフェイシャルは・・・
メニュー価格と業務化粧品は切り離せません。
「できるだけ安いもの派」VS「質こだわり派」?
私は、安価なのものがダメとは言いませんが、やはりトリートメントで使用するコスメは「武器」と考えます。
何も説明せず、使用するならいい物でも良さはわからないので、安価も悪くないでしょう。
しかし、肌に触れるからこそ「品質にはこだわりたい」それが私の考え方。
但し、1回あたりの使用量に対して、販売価格(コース価格)の下限は、把握しています。
例えば・・・
1時間6000円で提供として、コスメ1回が800円だとしたら
家賃・人件費・広告宣伝費・水光熱・消耗品ひいたらいくら残りますか?
体験コースだから放置タイムや機器を多くするという対策もあります。
ここで大切なのは原価も大切ですが、「顧客満足度」です!!
サロンを開業するのにメニュー価格を聞かれることがあります。
競合店価格を知ることも大切ですが、それよりも大切なことがあります。
1.どのようなお客様をターゲットにしているのか?
色々な方にご利用頂きたいのは当然ですが、「誰に」とても大切なことです。
ダイエットなのか?肩こりなのか?歪みなのか?何にお困りの方に発信するのか?
そして、主婦なのかOLなのか?ご年配なのか?その方のライフスタイルは?
2.業務はコース料金の5%以内か?
新規集客は「お試し」という概念が業界的に根付いています。
現在では80%も不思議ではありません。
どんなに良いコースもまずは体験頂かなければ始まりません。
コースは適正収支上はコース材料費を5%以内にするのがベスト!(物販も60%には落としたいものです。)
かといって、95%丸ごと利益ではありません。
家賃費、人件費、消耗費、通信費、水道光熱費、荷造発送費、クレジット手数料、減価償却費様々な経費に当てられます。
それぞれに適正収支の構成比率がありますが、それはセミナーで・・・
まずは、取り扱う化粧品を工程ごとに仕入れ金額を元に1回あたりを算出しましょう!
3.コンセプトにあっている?
集客はあくまでも「お試し」とすれば単に「安いから」という方だけが来てしまえば、サロンは赤字になります。
しかし、安いという理由でも「癒やしたい」「疲れている」「悩みがある」ことに間違いありません。
業務化粧品も物販もターゲットにあっていないとストーリーを壊します。
売上-経費=利益
売上だけを追うのではなく、経費削減も考えることも大切です。
かと言って、使うべき経費は賢く使う。
意外と男前にお金を動かしますが、日々の経費削減はケチケチおばさんです!!
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